2011年7月29日金曜日

こどもたちからのお礼の便りが届きました!

7月20日に義援金をプレゼントした山形市立千歳小から、
小林義和・山形中学・山形東高東京同窓会長宛に、
29日、お礼として、色紙と、
震災地から避難してきている児童全員(30人)の写真が
小林会長に同行した鈴木伸彦会員(東紋会)のもとに届きました。

児童の代表の6年生が
「いただいたボールで、山形の友だちとサッカーや
バレーボールをして、すてきな思い出を作りたいと思います。
感謝も心をこめて、自分の大好きな言葉を書いた色紙をお送りします。
本当にありがとうございます」というメッセージが
写真に添えられています。
色紙には、「希望を追う」「海」「日本」「心」「自信」など、
児童たちの言葉が書いてあります。


大宮とき子校長から、7月20日の贈呈式のときに鈴木さんが
山形で聞いた話によりますと、
児童の多くは、母親と子供だけで山形に避難。
なかには両親と別れて、
祖母と慣れない生活をおくっている子供もいるそうです。
母親の中には、「せっかくアパートを借りたのですが、
すべてを失い、今何をしたらいいのかわからない。
とても鍋や食器などを買う気持ちにもなれない」
と打ちあける人もいるとのことです。
なかには、親しい知人や親類を亡くした子供たちもいます。
県PTA連合会の話によると、避難してくる子供は減るどころか、
増えてきているそうです。
着のみ、着のままで避難してきて、
お金がなく、6年生全員が、卒業時に記念品等を購入する、
その卒業積み立てもできなく、
片身の狭い思いをしいられている子供たちもいるそうです。

取材にきていた新聞や放送局の中には、
「義援金贈呈式にくるまで、
山形でも子供たちがこんなに深刻な思いをしていたなんて、
知らなかった」ともらす記者もいました。
30人の写真の顔をみると、
とてもそういう厳しい状況にあることはわからないほど、
あどけなく、笑顔が輝いています。
送った義援金で、少しでも心の傷がいえてくれれば
と願ってやみません。

鈴木伸彦さんからの情報を、
遠藤雅晴(翆巒会)が投稿しました。

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