2011年4月27日水曜日

福島第一原発事故による放射線量の分布図が公表

大震災に伴う大津波を受け、想定外の厳しい事故が発生した福島第一原発ですが、文部科学省は、事故発生から来年3月まで受ける積算の放射線量の推定値を示した原発周辺の地図をホームページで初めて公表しました。
この地図は、文部科学省などが原発周辺の2138の地点で今月21日までに測定された放射線量のデータを元に作成したもので、1日8時間屋外にいると仮定して、来年3月11日までに受ける積算の放射線量の推定値を示しています。

この地図からどのように私たちが判断すればいいのか、難しいところですが、これらの公表データを元に分かりやすく表示してくれるサイトを見つけました。

●「NAVER全国放射能情報」
 http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima


このサイトでは、福島原発周辺放射線量マップの他にも、全国放射線量マップ、水道水放射能測定値、放射能Q&Aなどもページも用意してあって、放射能が気になる向きには大いに役立つ情報が揃っています。ちなみに東京や山形の放射線量はそれぞれ613、429マイクロシーベルト/年換算になっています。

また、文科省作成の「日常生活と放射能」のファイルもリンクされていて、これによると上記の東京や山形の放射線量のレベルは、全く問題がないことが分かります。



(投稿:青柳桂一@六七会)

2 件のコメント:

  1. 柏に住んでいる東高22回(主一会)の高橋聖です。国立がん研究センターおよび東京大学が測定値を毎日公表していますが、柏は0.4マイクロ・シーベルト/時間と非常に高い地域になっています。風の通り道なのでしょうか?

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  2. 青柳@六七会です。確かに「柏は0.4マイクロ・シーベルト/時間」の数値は、他の地域に比べると高いですね。このデータはどこから入手したのですか。

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